金沢の町会組織について

金沢の町会組織は、長い歴史と伝統がある「住民による住民のための」自治活動組織です。町会組織は、明るく住みよいまちづくりの推進と地域課題の解決を目的として、住民が協力して運営しており、その活動に当たって、公民館や社会福祉協議会など、さまざまな団体と連携しています。

金沢の地域コミュニティについて

金沢は、城下町の歴史や文化、恵まれた自然環境の中で、豊かな人間性や高い連帯意識と相互扶助の精神を育んできました。そして、各校下(地区)の町会連合会、公民館、婦人会、社会福祉協議会、消防団など、地域住民の方々が自主的に運営する組織が、自発的に特色ある活動を行ってきました。

金沢のコミュニティ意識

金沢は、歴史的に加賀藩・前田家の城下町として発展したことから、城を中心とした人々の結びつきが強かったと言われています。また、雪国という北陸ならでは気候風土も、相互扶助の精神を育み、人々のコミュニティ意識を培っていったものと思われます。

金沢独自の地域コミュニティ運営方法について

金沢の地域コミュニティの運営方法を表す言葉として、「金沢方式」があります。「地域主導」、「ボランティア」及び「地元負担」による運営が、金沢の地域コミュニティの特徴で、その特徴を端的に表した言葉が、「金沢方式」です。 住民の方々が、町会費などを通じて、地域の公民館の運営費や消防団のポンプ車の購入費などの一部を負担することで、自分たちの施設及び財産としての自覚が芽生え、住民自治の意識が育まれています。

金沢方式の3つの特徴
地域主導 運営は、地域住民の方々が主導して行っている。
ボランティア 活動は、多くのボランティアの方々によって支えられている。
地元負担 運営費や施設整備費の一部は、地元負担によって賄われている。

 

町会組織のつながり図

 

町会(単位町会)

町会は、それぞれ一定の区域・建物を基盤として組織されており、「単位町会」という名称で呼ばれています。
ごみステーションの管理等、単位町会の活動は、私たちの毎日の暮らしに最も密接に関わっています。

校下(地区)町会連合会

校下(地区)町会連合会は、おおむね小学校の通学区域ごとに組織され、その区域内の単位町会で構成されています。
町会長経験者など、地域の事情に詳しい住民の方が務める会長等の役員が中心となって運営しており、町会長会議などの開催や各種事業の実施を担っています。教育、福祉、環境、防災など、住民生活に関わる活動の多くが校下(地区)単位で行われていることから、地域の基盤組織としての重要な役割を果たしており、単位町会と行政をつなぐパイプ役となっています。

金沢市町会連合会

金沢市町会連合会は、市内の62の校下(地区)町会連合会で構成されています。
各校下(地区)町会連合会の会長が理事として運営に当たり、「明るく住みよいまちづくり」を目指し、金沢市と協働して活動しています。理事会のもとに、「総務委員会」、「町会活性化対策委員会」、「環境・美化委員会」及び「安全安心委員会」の4つの専門委員会を設け、さまざまな地域課題の解決に取り組んでいます。